【宇和島支援の感想②】宇和島!がんばるけん!この言葉を胸に!
9/10-9/14 愛媛県 宇和島市吉田町。
有給を頂き、宇和島に足を運んできました。昨日の夜、無事に成田に着きました!
日本各地で災害が起きている中、自分に出来ることってなんだろう。
今回僕が宇和島で出来たことも微力中の微力ではありますが、今、自分に出来ることを全力で注ぎたい。今しかできないことがある。今だからできることがある。小さな力でも集まればきっと大きくなる。そう思って、参加をした5日間でした。
今回は宇和島に西日本豪雨の災害ボランティアとして入っているNPO法人ユナイテッドアースさんのもとで登録をして、活動をさせて頂きました。
感じたことは沢山あったけど、僕自身のなかで「ありがとう」っていう嬉しい気持ちで満ち溢れてます。来年度いっぱいで今の仕事の任期が終わるという中で、新しい道として東北への移住を考えていた中で今回の活動に出逢いました。ある東北の方が「震災当時、支援してもらったけどなかなか西日本豪雨の支援に行けてなくて申し訳ない」ということを仰っていました。
だから、今回僕が架け橋の役割というか、西日本豪雨の支援に行きたいけど行けないという想いをもった東北の方の代わりに僕が足を運びたい。それがいつもお世話になっている東北の方への恩返しになったら嬉しいし、西日本のみなさんの力に少しでもなれたら嬉しい。そんな想いもありました。
でも一番忘れちゃいけないのは、現地の方の想い。そこにどんな背景があるのか。その想いを汲み取って、知って、寄り添うこと。自己実現ではなく、僕は現地の方のお手伝いをさせて頂いている地域のことを学ばせて頂いているという気持ちだと感じます。
今回、お手伝いをさせて頂いたみかん農家さんが「お手伝いもそうだけど、こうやって一緒にお話をしたり、お話を聞いてくれるのは嬉しい。いつもこんなに仕事しながらお話する人がいないからね」と照れ臭そうに言っていました。
特別何か出来たわけではないけれど、嬉しい出来事でした。
そして、5日間というなかで、シェアハウスとして過ごしたみなさんは本当の家族のようでした。僕個人のお話でいうと昨年親が亡くなって、 兄弟も日本を離れて家族というものを忘れてたような気がしたけれど、テーブルを囲んで食事をする何気ないあの雰囲気が、僕にとっての本当の家族のようで、血が繋がってなくても家族って良いなって思えて。
あたたかい皆んなにたくさん、たくさん支えて頂きました。「行ってらっしゃい」と言ってくれる人がいて、また帰ってこれる居場所があるって改めて素晴らしいことだと感じました。
UEのみんなの気持ちが嬉しかったから、UEの運営側の大変さも伝わってきたから少しでも力になりたかった。そんな話を帰り際に、OとMちゃんに話せて良かったです
一期一会という言葉は素敵ですが、最初で最後の出逢いにはしたく無い一期一会だったねという過去で終わらせるには勿体無い出逢いでした。だから、また別の形でみんなに会える日を作れたら良いなと思っています。
JAえひめ南のTさんをはじめ、ボランティアの皆さん、現地のKさん、Fさん、Sさん、Kさんにはみかん送ってもらう約束もしました。大変お世話になりました!!
大変な毎日が生活が続くと思いますが、宇和島で生活をされてる地元のみなさま、そしてUEのみんな、帰られたみんなの今後の活動を応援しています!
言葉にすると薄っぺらくなってしまうけれど、ありがとうございました!
宇和島!がんばるけん!この言葉を胸に僕もがんばります。
●S.W(20代・男性・千葉県)